代表取締役会長 & CEO
酒部 圭司Sakabe Keiji
Q 岡崎市はどのような街になっていくと考えていますか?
歴史ある岡崎の明るい未来を作り上げるために産業界・岡崎市・教育分野の産官学が、それぞれの特性を生かしながら一体となり共にプロジェクトを進めることが、これからはより一層必要になると考えています。新しいものを作るだけではなく、岡崎市に古くから残る財産をどううまく活用するかと言うことも考えなくては”いい街"と言うのは作れないのではないでしょうか。
Q どんな人と一緒に仕事がしたいか。御社が求めている人材とはどのような人ですか?
弊社は、遠慮なくなんでも言い合える環境づくりを大切にしています。年齢や役職に関係なく自分の意見を提案できる人材。その様な人材を酒部建設では求めています。現場の人材では、建物を竣工した時に心から喜びを感じれる人に魅力を感じます。現場では、たくさんの人と協力をして建物をゼロから作り上げています。人との関わりや仕事の結果に喜びを感じて頑張ってほしいと思っています。
建物というのは決して安価なものではなく、人によっては一生に一回の買い物になるほど高価なものです。営業職の人材では、うそがなく真摯な気持ちでお客様と向き合える責任感のある人材を必要としています。弊社では新入社員を会社全体でサポートする体制をとっています。建築を学んだ学生ではなくても、安心して酒部建設にやる気を持って入って来てほしいですね。
Q この会社に入ったら目指して欲しいことを教えてください。
弊社では、社会でも認められる人材づくりを目指しています。一級建築士・一級施工管理士・宅地建物取引士・一級建設業経理士など、資格の取得を社員には推奨しています。入社してからも勉強をすることを疎かにしてほしくありません。常に新しいこと、必要な知識を学ぶ姿勢を持っていて欲しいですね。
会社での業務で経験値は上がりますが、勉強をしなくては知識の幅は広がりません。目安となる資格を取得することで社会的にも人間的にも仕事人としても認められる人間に弊社の社員にはなってほしいと思っています。資格取得のためのサポートも弊社では行っています。
また弊社では、お客様のために安心安全な建物を作ることを、わたしたちの義務として法規に則って一生懸命に建物づくりに関わってほしいと思っています。図面の一本の線も建築物の命だと私は思っています、建築に関わる人間ひとりひとりが、高い基準の安心安全を一番に考えた建物づくりに、こだわりを持って挑戦していってほしいですね。
Q 御社が挑戦していること。また、これから挑戦することを教えてください。
現在弊社では、従業員満足度を高める福利厚生の向上、働き方改革に挑戦しています。
社員全員が会員料金で利用できるリゾートホテルやゴルフ場などの施設、野球や釣りなどのアクティビティの充実にも力を入れています。わたしは、社員にやり残したことがある人生を歩んでほしくないという強い想いがあります。弊社の仕事はお客様の財産・命・夢に直接的に関わるとても責任のある仕事です。仕事中は集中して仕事に取り組むことはもちろん大切ですが、同時に社員自身の健康や家族との時間などのプライベートも大切にしてほしいと考えています。弊社では、チームでひとりひとりの社員をカバーする体制を整えて有給休暇の取りやすい環境づくりに挑戦しています。
Q これからの世代に期待すること、また手助けできることを教えてください。
社員には、いいことはいい、悪いことは悪いとしっかり表現、判断してほしいです。また、人をけなすようなことをしない人格者にもなってほしいですね。
真面目に仕事をすることは重要ですが、たくさんの人と接することが多い弊社の仕事において素晴らしい人間であることも、とても大切な要素になります。お客様のことを考えて、お客様としっかり向き合って仕事ができる仕事人・人間を目指してほしいですね。また、これからの世代には意見をはっきりと私たちに伝えてもらいたいです。新しい感覚や意識を持った今の世代にしか気付けないこともきっとあるので、気づいたことや新しいアイディアを遠慮なく提案してきてほしいと思っています。会社としてもより安心して提案ができるように、しっかり受け皿としてサポートして行けるシステムをこれからしっかりと作りたいと思っています。
代表取締役 社長
酒部 佳直Sakabe Yoshinao
Q これからの酒部建設が、目指しているものについて教えてください。
私たちが次に目指すのは“まちの便利屋さん”です。もともと大工であった先々代が創業した弊社は、技術者ならではの厳しい目線で品質の高さを守り続け、長年、地域の方々からご支持をいただいてきました。だからこそ次に私たちが目指すのは、今まで通り官公庁施設や大型商業施設など、地域に根ざした建物の建設に貢献しながら、今まで以上に地域の皆様に貢献できる会社です。技術の高さで信頼いただいている弊社がさらなる成長を遂げるためには、社員一人ひとりが成長し、サービスの質を高めることは欠かせません。かゆいところに手が届く人や、困った時、最初に顔を思い出す人。建設業を通して、そんな“まちの便利屋さん”になろうと、地域の皆様と密接な関係づくりを目指しています。
Q 社員の幸せづくりのために、力を入れていることはありますか?
地域とともに成長を続けてきた酒部建設ですが、社員の存在なしに、これまでの発展はあり得ません。そのため現在、全員がより長く幸せに働ける会社を目指し、労働環境の整備や福利厚生の充実といった“働き方改革”に挑んでいます。もちろん仕事に妥協を惜しまない姿勢はそのままに、“体を使わず、頭を使う”というテーマのもと、作業の効率化と労働時間の短縮に尽力。これまで通り、年3回のボーナス支給を継続しながら、福利厚生など待遇面のさらなる充実にも挑戦しています。
Q 酒部建設の社員には、どのような人が多いですか?また、どのような人が活躍できると思いますか?
酒部建設には、まじめで責任感が強い社員ばかりです。やる気と向上心があり、物事に対して常にポジティブに取り組めるような人は、新しい自分を切り拓き、活躍できる環境だと思います。たとえば昇格者を決める会議では、推薦制度を採用するなど、やる気のある人は、どんどん上を目指せるチャンスがあります。また、バーベキューや社員歓迎会など、要望のあった社内イベントはすぐに実現するようにしています。社員同士の仲が良く、風通しの良い社風も自慢です。
Q 社長ご自身は、どのように新しい自分を切り拓いてきましたか?
厳格で間違ったことが嫌いな父の背中を見ながら育った私。不思議と建設業以外の道を考えておらず、社会に出てからは他社で修行を積みました。酒部建設に戻ってからは、兄(現・CEO)と私で、建築現場や営業など建設業に関する一通りの部署を経験。また青年会議所など異業種との関わりを持ったことで、自分自身の視野が広がりを感じました。こうした内と外での経験から、さまざまな意見に対して柔軟に向き合えるようになり、新しい自分を切り拓けたことを実感しました。